東京で性病の即日迅速検査を受けたい方へ|検査項目・結果時間・注意点を解説

東京で性病検査を受けたい方の中には、「今日中に結果を知りたい」「パートナーにうつしていないか早く確認したい」「症状があるのでできるだけ早く検査したい」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
性病検査は、検査項目によって結果が出るまでの時間や、検査を受ける適切なタイミングが異なります。クラミジア・淋菌などは即日迅速検査に対応できる場合がありますが、梅毒・HIV・B型肝炎などは感染機会からの日数によって、再検査が必要になることもあります。
本記事では、東京で性病の即日迅速検査を受けたい方に向けて、対応しやすい検査項目、結果が分かるまでの時間、検査前に知っておきたい注意点をわかりやすく解説します。症状がある方はもちろん、症状がなくても感染が不安な方は、自己判断せず早めに検査を検討しましょう。

性病の即日迅速検査とは?
性病の即日迅速検査とは、検体採取後に院内の検査機器や迅速検査キットを用いて、当日中に結果を確認できる検査のことです。通常、クリニックや病院で性病検査を受ける場合、採取した尿・うがい液・血液などの検体を外部の検査会社へ提出し、後日結果を確認する流れが一般的です。その場合、結果が分かるまでに数日かかることがあります。
一方、即日迅速検査では、院内で検査を行うため、クラミジア・淋菌・梅毒・HIVなど一部の項目について、短時間で結果を確認できる場合があります。結果を早く知ることで、必要に応じてその日のうちに治療や追加検査の相談につなげやすい点がメリットです。
ただし、すべての性病検査が即日で分かるわけではありません。検査項目や検査方法によっては、外部検査会社での精密検査が必要になることもあります。また、感染機会から日が浅すぎる場合は、即日検査で陰性であっても感染を完全に否定できず、後日再検査が必要になることがあります。
即日迅速検査のメリット
即日迅速検査は以下の様なメリットがあります。
- 当日中に結果を確認できる
- 必要に応じて早めに治療へ進める
- パートナーへの感染リスクを早く判断しやすい
- 症状がある場合に原因を早く確認しやすい
- 再来院の負担を減らせる場合がある
- 検査後の不安を長引かせにくい
- 匿名検査や自費検査との相性がよい
即日で迅速結果が出る性病検査の項目
即日迅速検査では、院内の検査機器や迅速検査キットを用いることで、検体採取後に当日中〜数時間程度で結果を確認できます。クラミジア・淋菌のように尿や咽頭検体で調べる検査のほか、梅毒・HIV・B型肝炎・C型肝炎のように血液で確認する検査も、医療機関によっては即日対応が可能です。
※実際の検査可能時期は、検査法・検体・施設・地域によっても異なるため、あくまで目安になります。
| 検査項目 | 主な検査方法 | 結果判明時間の目安 | 検体採取部位 | 何を見ているか |
|---|---|---|---|---|
| クラミジア | PCR検査・核酸増幅検査 | 院内迅速:最短90分 外注:2~3日 | 尿、膣ぬぐい液、咽頭うがい液 | クラミジア・トラコマチスの遺伝子 |
| 淋菌 | PCR検査・核酸増幅検査 | 院内迅速:最短90分 外注:2~3日 | 尿、膣ぬぐい液、咽頭うがい液 | 淋菌の遺伝子 |
| 梅毒 | 血液検査:RPR、TP抗体など | 院内迅速:30分程度 外注:2日程度 | 血液 | 梅毒に対する抗体、活動性の目安 |
| HIV | 血液検査:抗原抗体検査など | 院内迅速:30分程度 外注:2日程度 | 血液 | HIV抗原・抗体 |
| B型肝炎検査 | 血液検査:HBs抗原など | 院内迅速:30分程度 外注:2日程度 | 血液 | B型肝炎ウイルス感染を示す抗原・抗体 |
| C型肝炎検査 | 血液検査:HCV抗体など | 院内迅速:60分程度 外注:2日程度 | 血液 | C型肝炎ウイルスに対する抗体 |
| マイコプラズマ検査 | PCR検査・核酸増幅検査 | 院内迅速:当日〜数時間 外注:3~4日 | 尿、膣ぬぐい液、咽頭うがい液 | マイコプラズマの遺伝子 |
| ウレアプラズマ検査 | PCR検査・核酸増幅検査 | 院内迅速:当日〜数時間 外注:4〜5日 | 尿、膣ぬぐい液、咽頭うがい液 | ウレアプラズマの遺伝子 |
PCR検査とは
PCR検査は、新型コロナウイルスの検査で広く知られるようになった検査方法でもありますね。「PCR検査=コロナの検査」というイメージを持つ方も多いですが、実際にはクラミジアや淋菌など、性病検査でも使われることがあります。
「PCR」は、Polymerase Chain Reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)の略称です。日本語では「ポリメラーゼ連鎖反応」と呼ばれ、病原体の遺伝子を増幅して検出する技術を指します。
PCR検査では、尿・うがい液・ぬぐい液などの検体に、病原体の遺伝子が含まれているかを調べます。病原体そのものが少量しか存在しない場合でも、遺伝子を増やして検出するため、感染の有無を確認しやすいことが特徴です。
メリットは、比較的少ない菌量でも検出しやすく、症状がはっきりしない場合でも感染を調べやすい点です。一方で、感染機会から日が浅すぎると、検体中の病原体量が十分でなく、陰性と出ることがあります。そのため、不安な行為から間もない時期に検査を受けた場合は、必要に応じて後日再検査を検討することが大切です。
つまりPCR検査は、コロナだけでなく、性病の原因となる病原体の遺伝子を調べるためにも使われる検査です。どの部位の感染を調べたいかによって採取する検体が異なるため、性器・喉・肛門など、感染が不安な部位に合わせて検査を選ぶことが重要です。
東京検査クリニックで対応している即日迅速検査
当院では、院内迅速検査として以下に対応しています。
- クラミジア(性器・喉)
- 淋菌(性器・喉)
- 梅毒
- HIV
- B型肝炎
- C型肝炎
クラミジア・淋菌に関する即日迅速検査
当院では、クラミジア(Chlamydia trachomatis)と淋菌(Neisseria gonorrhoeae)についてはGeneXpertシステムを用いたリアルタイムPCR法で高い検査精度で院内即日検査を行うことができます。

クリニックの中には、PCR法による迅速検査ではなく抗原検査による迅速検査のみの提供にとどまるところがあります。
クラミジア・淋菌の抗原迅速検査は、尿・ぬぐい液などの検体から、原因菌に由来する抗原=菌の一部の成分を検出する検査です。PCR検査のように遺伝子を増幅して調べる方法ではなく、検体中にある菌の成分をそのまま検出するイメージです。
新型コロナでいうと、PCR検査とは別に「抗原検査キット」が使われたのと似ています。PCRは遺伝子を増やして検出するため少量でも見つけやすい一方、抗原迅速検査は短時間で結果が出やすい反面、検体中にある程度の菌量がないと検出しにくいことがあります。
| 項目 | 抗原迅速検査 | PCR迅速検査 |
|---|---|---|
| 見ているもの | 菌の成分、抗原 | 菌の遺伝子 |
| 結果時間 | 数十分 | 90分程度 |
| 感度※ | PCRより低い | 高い |
| 無症状感染 | 見逃しやすい | 検出しやすい |
| 咽頭検査 | 不向きな場合が多い | 適している |
| 位置づけ | 早く確認する簡易検査 | 精度重視の確認検査 |
感度とは
感度とは、病気に感染している人を検査でどれくらい正しく「陽性」と判定できるかを示す指標です。
たとえば、ある検査の感度が80%だった場合、実際に感染している100人のうち、80人は陽性と判定できます。
一方で、残りの20人は本当は感染しているのに、検査では陰性と出てしまう可能性があります。これを偽陰性といいます。
空港の金属探知ゲートで例えると、感度は「金属を持っている人を、どれくらい見逃さずに検知できるか」です。
感度が高いゲートなら、小さな金属(クラミジア・淋菌)でも反応しやすく、金属(クラミジア・淋菌)を持っている人を見逃しにくくなります。一方、感度が低いゲートでは、大きな金属(クラミジア・淋菌)には反応しても、小さな金属(クラミジア・淋菌)や持ち方によっては反応せず、通過(見逃す)できてしまうことがあります。
性病検査でも同じで、PCR検査のように感度が高い検査は検体中に少量の病原体しかなくても検出しやすい検査です。一方、抗原迅速検査は短時間で結果が分かる便利な検査ですが、PCR検査より感度が低いことがあり、病原体の量が少ない場合には感染していても陰性と出る可能性があります。
つまり、感度が高い検査ほど「感染している人を見逃しにくい」検査です。そのため、症状があるのに陰性だった場合や、感染機会があり不安が強い場合は、感度の高いPCR検査で確認することが大切です。
即日迅速検査を受ける際の注意点

感染機会から日が浅い場合は再検査が必要になることがある
性行為や感染が疑われる機会から日が浅い場合、体内の菌やウイルス量がまだ少なく、検査で検出できないことがあります。特にHIV・梅毒・B型肝炎などは、初回検査が陰性でも、時期を空けて再検査が必要になる場合があります。
症状がある場合は検査項目を自己判断しない
排尿時の痛み、尿道や膣からの分泌物、喉の違和感、陰部のできものなどがある場合、原因となる性感染症は一つとは限りません。自己判断で検査項目を絞ると、必要な検査を見落とす可能性があるため、症状に応じて相談することが大切です。
陰性でも不安が続く場合は医師に相談する
検査結果が陰性でも、検査を受けたタイミングが早すぎた場合や、症状が続いている場合は、完全に安心できないことがあります。不安が残るときは、再検査の時期や追加で確認すべき項目について医師に相談しましょう。
東京で性病の即日迅速検査を受けるクリニックの選び方
東京で性病の即日迅速検査を受ける場合は、まず「どの検査項目が即日対応なのか」を確認しましょう。クラミジア・淋菌・梅毒・HIVなど、検査の種類によって結果が出るまでの時間は異なります。「即日検査」と書かれていても、一部の項目だけが当日結果で、その他は外注検査になるケースもあります。また、結果確認の方法も重要です。院内で説明を受けるのか、Webで確認できるのか、電話連絡なのかによって、受診後の負担やプライバシーの保ちやすさが変わります。
次に、匿名検査や保険証不要に対応しているかも確認しておくと安心です。周囲に知られたくない方や、医療機関の受診歴を残したくない方にとって、プライバシーへの配慮は大切なポイントです。さらに、通いやすい場所や診療時間も比較しましょう。東京には多くのクリニックがありますが、駅から近い、夜まで診療している、土日も受けられるといった条件があると、仕事や予定の合間にも受診しやすくなります。
東京検査クリニック五反田院の即日迅速検査
先ほどの「クリニックの選び方」で解説した条件を当院に照らし合わせると、
- どの検査項目が即日可能か
→クラミジア・淋菌・梅毒・HIV・B型肝炎・C型肝炎 - 結果確認方法
→(迅速検査の場合)院内で直接お伝え・電話でお伝え
→(通常検査の場合)WEBから自身で確認 - 匿名検査・プライバシー
→保険証/マイナカード不要、商業ビル内のテナント、顔を合わせない待合 - アクセス/営業時間
→五反田駅から徒歩2分・土日営業・13:00-21:00まで診療
といった体制で皆様に医療を提供しています。当院は「気になった日にすぐ検査できるクリニック」「高い検査精度で安心して定期検査を任せられるクリニック」を目指しています。

性病の即日迅速検査に関するよくある質問
まとめ|東京で性病の即日迅速検査を受けるなら、検査項目とタイミングを確認
東京で即日迅速検査を受ける際は、検査項目と営業時間、クラミジアと淋菌がPCR検査か抗原迅速検査か、料金や受診タイミングを確認しましょう。
記事監修:島田航 泌尿器科専門医
2018年東京科学大学(旧東京医科歯科大学)医学部を卒業後、東京科学大学、JAとりで総合医療センター、土浦協同病院、神栖済生会病院にて泌尿器科を歴任。性感染症外来・泌尿器科外来に従事。
所属学会:日本泌尿器科学会/日本生殖医学会/日本泌尿器内視鏡ロボティクス学会/日本産業衛生学会
▪️ 参考文献
1)Gaydos CA, Quinn TC, Willis D, et al. Performance of the APTIMA Combo 2 Assay for detection of Chlamydia trachomatis and Neisseria gonorrhoeae in female urine and endocervical swab specimens. J Clin Microbiol. 2003;41(1):304-309.
2)Schachter J, Chernesky MA, Willis DE, et al. Vaginal swabs are the specimens of choice when screening for Chlamydia trachomatis and Neisseria gonorrhoeae: results from a multicenter evaluation of the APTIMA assays for both infections. Sex Transm Dis. 2005;32(12):725-728.
3)Papp JR, Schachter J, Gaydos CA, Van Der Pol B. Recommendations for the laboratory-based detection of Chlamydia trachomatis and Neisseria gonorrhoeae — 2014. MMWR Recomm Rep. 2014;63(RR-02):1-19.
4)Van Der Pol B, Gaydos CA, Quinn TC, et al. Multicenter comparison of nucleic acid amplification tests for the diagnosis of rectal and oropharyngeal Chlamydia trachomatis and Neisseria gonorrhoeae infections. J Clin Microbiol. 2022;60(1):e0136321.




