カンジダの症状・原因・検査と治療

カンジダは、日本で女性を中心に非常に多く見られる性感染症の一つです。症状が軽い、または無症状のまま経過することも多く、気づかないうちに悪化したり、パートナーへ感染させてしまったりするケースも少なくありません。

放置すると慢性化や再発を繰り返すだけでなく、妊娠中の感染では赤ちゃんへの影響が出ることもあります。感染の有無を早めに確認し、適切な治療を受けることが大切です。

本記事では、カンジダの主な症状や治療法、放置によるリスク、検査・治療にかかる費用について詳しく解説します。

カンジダとは

カンジダとは、体内や皮膚に常在する「カンジダ菌(カンジダ・アルビカンス)」が増殖して発症する感染症です。

健康な状態では問題ありませんが、免疫力の低下やホルモンバランスの乱れをきっかけに発症します。

特に20〜40代の女性が多く発症するといわれています。

性交渉のある女性の約3〜4人に1人が一生に一度は経験するとされるほど、一般的な疾患です。

男性にも感染の可能性があり、パートナー間での感染も少なくありません。

カンジダの原因・感染経路

カンジダは、体内や皮膚、口の中などに存在する常在菌「カンジダ菌」が、免疫力の低下などをきっかけに増殖して発症します。健康なときは問題ありませんが、体調の変化や生活習慣の乱れによって菌が活発になりやすくなります。

<主な原因(男女共通)>
  • 免疫力の低下(疲労・睡眠不足・ストレスなど)
  • 抗生物質の使用による善玉菌の減少
  • ホルモンバランスの乱れ(特に女性では生理周期や妊娠中)
  • 性行為による感染・再感染(ピンポン感染)

女性はムレや締め付けの強い下着で菌が増えやすく、男性は包皮内の湿気によって発症しやすくなります。

<主な感染経路>
  • 性交渉による感染
  • 抗生物質やステロイド薬の使用
  • 長時間のムレや不衛生な下着の着用
  • 免疫力の低下(睡眠不足やストレスなど)

これらの要因によってカンジダ菌が増殖し、発症につながると考えられています。

カンジダの症状

カンジダの無症状率は、以下になります。

女性の無症状率

男性の無症状率

約20〜30%

約40〜50%

カンジダは、女性の約20〜30%、男性の約40〜50%が無症状とされ、自覚がないまま感染を広げてしまうことがあります。症状が出ても軽度なケースが多く、排尿時の違和感やおりものの変化などを見過ごしてしまうこともあるのです。

潜伏期間はおおむね1〜3週間で、感染直後ではなくしばらくしてから症状が現れる場合もあります。

ここでは、男女それぞれの主な症状について詳しく見ていきましょう。

女性に多い症状

女性のカンジダ感染症は、約20〜30%が無症状のまま経過するといわれています。症状が出ても軽度で、自覚しにくいのが特徴です。

放置すると炎症が悪化し、慢性化するおそれがあるため注意が必要です。

<主な症状>
  • 外陰部の強いかゆみやヒリヒリとした痛み
  • 白くポロポロしたおりものの増加
  • 排尿時のしみるような違和感
  • 外陰部の赤みや腫れ
  • 性交時の痛みや不快感

これらの症状がある場合、自己判断で市販薬を使うと悪化することがあります。再発を防ぐためにも、早めに婦人科を受診して適切な治療を受けることが大切です。

男性に見られる症状

男性のカンジダ感染症は、約40〜50%が無症状のまま経過するといわれています。症状が出ても軽度なことが多く、排尿時の違和感やかゆみを「疲れ」や「汗のせい」と誤解して放置してしまうケースも少なくありません。

<主な症状>
  • 亀頭や包皮のかゆみや赤み
  • 排尿時に軽い痛みやヒリヒリとした刺激
  • 白いカスのような分泌物の付着
  • 包皮の腫れやむけにくさ
  • 性交時の痛みや不快感

症状が軽くても体内に菌が残り、パートナーへ感染させてしまうことがあります。再発や感染拡大を防ぐためにも、違和感を覚えた段階で早めに泌尿器科を受診することが大切です。

カンジダの検査方法

当院では、検査室でカンジダ菌を培養して菌種を特定する「培養法」でカンジダ検査をします。この方法では、どの種類のカンジダが原因か、どの抗真菌薬が有効かを把握できるため、再発を防ぐ治療方針を立てるのに役立ちます。

男性の場合

性器に付着している病変をぬぐい、カンジダの存在を調べます。当院の採取用トイレで行いますので、プライバシーを守りながら検査が出来ます。

女性の場合

膣分泌液を検査し、カンジダを調べます。綿棒を使用して分泌物を採取します。当院の採取用トイレにてご自身で採取を行なっていただくため、デリケートゾーンを他人に見られる心配はございません。

カンジダの治療

カンジダ

カンジダ感染症の治療は、抗真菌薬による治療が基本です。

症状の程度に応じて膣錠・塗り薬・内服薬などが処方され、適切に治療すれば完治が可能です。

通常は1〜2週間ほどの使用で症状が改善しますが、自己判断で薬を中止すると再発するおそれがあります。

主に使用されるのは、ミコナゾールやフルコナゾールなどの抗真菌薬です。

外陰部の炎症が強い場合は、塗り薬と内服薬を併用することもあります。

また、カンジダはパートナー間で感染することがあるため、同時に治療を受けることが再発防止のポイントです。治療後は再検査で完治を確認し、清潔な環境を保つことを心がけましょう。

カンジダが治るまで

カンジダ感染症を放置すると、症状が慢性化して再発を繰り返すリスクが高まります。軽いかゆみや不快感だけで放置してしまう人も多いですが、感染が広がると日常生活に支障をきたすほど悪化することがあります。

免疫力が低下している場合は、皮膚や口腔、消化管など他の部位にも感染が広がるおそれがあるのです。

男女別の主なリスクは、以下になります。

【男性の場合】

【女性の場合】

  • 包皮炎や亀頭炎を発症し、排尿痛や発疹が続く
  • 慢性化すると性交痛や炎症を繰り返す
  • パートナーへ感染を繰り返す(ピンポン感染)
  • 膣炎が慢性化し、強いかゆみや痛みを繰り返す
  • 妊娠中の感染で胎児や新生児に感染する可能性がある
  • 他の性感染症を併発しやすくなる

このように、カンジダを放置すると再発や感染拡大の原因となります。

違和感を覚えた時点で早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。

カンジダの検査・治療料金

検査プラン・治療料金
カンジダ検査3,980
カンジダ治療2,980
男性器チェック
女性器チェック
16,800
19,800
おりものチェック+ 3,000

女性器チェックは19,800円で、カンジダを含む複数の性感染症を同時に検査できます。また、カンジダ治療(膣錠1回分・クリーム1回分)は2,980円で、診察料と薬代を含む料金です。

症状がある方はもちろん、少しでも感染の不安がある場合は早めの検査をおすすめします。当院では匿名での受診にも対応しており、人目を気にせず安心してご利用いただけます。

東京性病クリニックのポイント

01 保険証不要匿名検査が可能

02 JR五反田駅徒歩2分の好立地

03 検査後そのまま治療が可能

カンジダに関する
よくあるご質問

Q. 自然治癒することはありますか?

カンジダ感染症は、自然治癒が難しい病気です。症状が軽い場合は一時的にかゆみやおりものの変化が落ち着くこともありますが、体内のカンジダ菌が完全に消えるわけではありません。

放置すると再び症状が悪化し、慢性化するケースも少なくありません。特に女性はホルモンバランスの乱れやストレス、睡眠不足などの影響を受けやすく、再発を繰り返す傾向があります。

自己判断で市販薬を使用すると、かえって症状を悪化させる場合もあるため注意が必要です。医療機関で抗真菌薬による適切な治療を受け、医師の指示に従って治療を完了させることが大切です。

Q. 性行為でうつる可能性はありますか?

カンジダは、性行為によって感染する可能性がある病気です。カンジダ菌は皮膚や粘膜に存在する常在菌の一種で、性交渉の際にパートナーの性器や口腔、指などを介して感染することがあります。特に女性が発症している場合、男性にうつるケースも少なくありません。

ただし、カンジダは必ずしも性的接触だけで感染するわけではありません。疲労やストレス、免疫力の低下などをきっかけに、自分の体内で菌が増殖する「自己感染」も多く見られます。

感染を防ぐためには、発症時の性行為を控えること治療中はパートナーも同時に検査・治療を受けることが重要です。

Q. 市販薬で治せますか?

カンジダ感染症は、市販薬で一時的に症状を抑えられる場合もありますが、根本的に治すことは難しいとされています。市販の膣錠やクリームは軽度の再発時には効果を示すことがありますが、原因となるカンジダ菌の種類や感染範囲によっては十分な効果が得られません。

また、自己判断で市販薬を使用すると、実際には別の病気(細菌性膣炎やクラミジアなど)が原因だった場合に症状を悪化させるおそれがあります。

そのため、医療機関で検査を受け、感染の原因を特定したうえで適切な抗真菌薬を処方してもらうことが重要です。症状を繰り返す場合も、必ず受診して正しい治療を受けましょう。

Q. 妊娠中に感染した場合はどうなりますか?

妊娠中にカンジダへ感染すると、ホルモンバランスの変化や免疫力の低下により症状が強く出やすくなります。放置すると出産時に赤ちゃんへ感染する可能性があるため、早めの治療が重要です。

<妊娠中の主なリスク>

  • 強いかゆみやおりものの増加により、生活に支障をきたす
  • 膣内の炎症が悪化し、早産のリスクが高まる
  • 出産時に新生児へ感染し、口やお尻に炎症(口腔カンジダ・おむつかぶれ)を起こすことがある

妊娠中でも使用できる抗真菌薬があるため、自己判断せず必ず産婦人科で相談しましょう。適切な治療を受ければ、母子ともに健康な出産が可能です。

Q. 再発を防ぐにはどうすればよいですか?

カンジダは一度治っても、体調や生活習慣の乱れによって再発しやすい感染症です。再発を防ぐためには、菌が繁殖しにくい環境を整えることが大切です。

<再発を防ぐ主なポイント>

  • 通気性の良い綿素材の下着を着用する
  • 長時間のムレや締め付けを避ける
  • 睡眠不足やストレスを減らし、免疫力を保つ
  • 抗生物質の使用は必要最小限にとどめる
  • 性交渉後は清潔を保ち、パートナーと一緒にケアを行う

これらを意識すると、カンジダ菌の過剰な増殖を防ぎ、再発のリスクを大幅に下げることができます。再発を繰り返す場合は、医師の指導のもとで生活習慣を見直すことが重要です。

Q. 生理前や生理中に悪化することはありますか?

カンジダは、生理前や生理中に悪化しやすい感染症です。これはホルモンバランスの変化によって膣内環境が乱れ、カンジダ菌が増えやすくなるためです。

生理前はエストロゲンの分泌が減少し、膣内の酸性度が下がることで菌の繁殖を抑える力が弱まります。さらに、生理中はナプキンによるムレや通気性の悪化も重なり、かゆみやおりものの変化が強く出ることがあります。

こうした周期的な悪化を防ぐには、清潔を保ち、通気性の良い下着を選ぶことが大切です。症状を繰り返す場合は、婦人科で早めに相談しましょう。

Q. カンジダを綿棒で取ると治る?

カンジダの白いカスを綿棒で取っても完治しません。

白いカスやポロポロとしたおりものは、「カンジダ・アルビカンス」という常在菌の異常繁殖が原因で起こります。
そのため、手や綿棒などでカスを取り除いても、カンジダ症の根本的な解決にはなりません。
また、性器をこすりすぎたり、洗いすぎたりすると、皮膚のバリア機能を低下させてしまい、症状が悪化する可能性もあります。

カンジダ症と診断されたら、塗り薬・膣錠などを正しく用いて、完治を目指しましょう。
カンジダ症は、他の性感染症と同時感染する恐れもあるため、幅広い項目をカバーした性病検査がおすすめです。

MESSAGE

当院からのメッセージ

ご不安やお悩みにしっかりと寄り添い、
心からご満足いただける医療サービスを。

当院では、性病の検査・治療を人目を気にせず受けられるよう、プライバシーに配慮した環境を整えております。感染症は周囲に相談しづらく、お一人で不安を抱えてしまう方も少なくありません。私たちは、そうしたお悩みに真摯に向き合い、患者様が通いやすいスムーズな診療体制を構築しています。
不安や疑問に丁寧に寄り添い、受診してよかったと感じていただける医療サービスの提供を目指しております。どんな些細なことでも、どうぞ遠慮なくご相談ください。 

東京検査クリニック 五反田院

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迅速結果については翌日12時までにWeb上でご確認いただけます

案内①

① JR五反田駅の改札を出たら東口方面へ

案内②

② 東口から外へ出て右方向へ向かいます

案内③

③ 写真の歩道橋を渡り反対の道路へ

案内④

④ 歩道橋を降りて信号を渡ります

案内⑤

⑤ここから真っ直ぐ歩きます(1分)

案内⑥

⑥ 大阪王将のあるビルの6階です