尖圭コンジローマの検査・治療

尖圭コンジローマは男女どちらにもみられる性感染症で、性行為をきっかけに広がることが多いとされています。イボができるまで気づかないケースも多く、「いつ感染したのか分からない」という方も珍しくありません。

男性は違和感が軽く、見逃されやすい傾向があります。女性も腟内や子宮頸部にイボができると外から見えにくく、検査ではじめて分かる場合があります。

本記事では、尖圭コンジローマの症状や感染経路、潜伏期間、検査方法、治療の流れに加え、放置した場合のリスクや検査料金の目安まで詳しく解説します。不安がある方は、この記事を参考にしながらご自身の状況を整理する際の手がかりにしてください。

尖圭コンジローマとは?

尖圭コンジローマとは、ヒトパピローマウイルス(HPV)6型・11型が原因で、性器や肛門まわりにイボが現れる感染症です。

イボは乳頭状やカリフラワー状に盛り上がり、かゆみや違和感を伴う場合があります。

感染は性行為時の皮膚や粘膜の接触で起こり、症状がなくても相手に広がることがあります。

妊娠中はイボが大きくなることがあるため、状況に応じたケアが必要です。良性の疾患ですが広がりやすいため、気になる変化があれば早めの確認が大切です。

尖圭コンジローマの症状

女性の無症状率

男性の無症状率

80〜90%

80〜90%

HPV感染の多くは症状が出ないまま進行すると報告されており、男女とも8〜9割が自覚症状を持ちません。そのため、感染してもイボが出ないケースが多く、気づかないまま性行為を通じてパートナーへ広がる可能性があります。実際に尖圭コンジローマとしてイボが現れるのは一部で、症状が出た段階で初めて感染に気づく方も多い点が特徴です。

ここでは、女性と男性に分けて、それぞれに多く見られる症状を紹介します。

尖圭コンジローマの感染経路

尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV6・11型)が皮膚や粘膜に触れることで広がる性感染症です。性器や肛門まわりの小さな傷からウイルスが入り込み、症状がなくても相手に広がることがあります。感染は性交時の密着した接触が中心で、コンドームで覆われない部位からもうつる点が特徴です。オーラルセックスや手指を介した接触で、広がる場合もあります。

主な感染経路は以下になります。

<主な原因(男女共通)>
  • 膣性交による性器同士の接触
  • 肛門性交など密着した性行為
  • オーラルセックスによる口と性器の接触
  • 性器に触れた手指を介した接触
  • イボ部分や分泌物への直接的な接触

このように、性器や肛門周囲の皮膚や粘膜が触れ合うことで感染が起こります。尖圭コンジローマは無症状でもウイルスが排出されるため、気づかないうちにパートナーへ広がる可能性があります。

女性に多い症状

女性の尖圭コンジローマは、外陰部だけでなく腟内や子宮頸部にも及ぶことがあり、気づきにくい点が特徴です。初期の違和感は軽く、自覚症状が乏しいまま進む場合があります。イボは乳頭状やカリフラワー状に盛り上がり、触れるとザラつきを感じることがあります。妊娠中はホルモン変化の影響で、短期間で増えることもあります。

主な症状は以下になります。

<主な症状>
  • 外陰部に乳頭状・カリフラワー状のイボができる
  • 腟入口や腟内、子宮頸部にイボが生じる場合がある
  • 軽いかゆみや違和感が続く
  • 排尿時にしみるような不快感が出ることがある
  • 性交時に痛みや出血がみられることがある

症状が一時的に軽くなっても、ウイルスが残ることがあります。違和感が続く場合は早めに確認することが大切です。

男性に見られる症状

男性の尖圭コンジローマは、亀頭や包皮の内側、陰茎の根元、陰嚢、肛門まわりに出やすい傾向があります。見える位置にイボができることが多いものの、痛みが軽く見逃される場合があります。イボは少しずつ増えたり、複数が集まって盛り上がることがあります。肛門周囲の場合は、排便時の違和感で気づくことがあります。

主な症状は以下になります。

<主な症状>
  • 亀頭や包皮の内側に乳頭状・カリフラワー状のイボができる
  • 陰茎の根元や陰嚢に小さな隆起が現れる
  • 肛門まわりにイボが生じる場合がある
  • 軽いかゆみやムズムズした違和感が続く
  • 排尿時や性行為の際に不快感を伴うことがある

症状が軽い場合でも広がることがあるため、気になる変化があれば早めに受診することが安心につながります。

似ている症状

予防方法

尖圭コンジローマの潜伏期間

尖圭コンジローマの潜伏期間は、感染から症状が現れるまで数週間から数ヶ月かかるとされています。国立感染症研究所や日本性感染症学会の資料でも平均は約3ヶ月と示されており、感染の心当たりを特定しにくい点が特徴です。HPVは皮膚や粘膜の基底層に潜伏し、免疫とのバランスで増殖が進むため、発症までの期間には個人差があります。

<潜伏期間のポイント>
  • 数週間〜数か月
  • 平均は約3ヶ月
  • 症状が出ず気づかれないことも多い

潜伏期間中もウイルスは存在するため、見た目に変化がなくてもパートナーへ広がる可能性があります。違和感を覚えた時点で早めに確認すると安心です。

尖圭コンジローマの検査方法

尖圭コンジローマの検査は、特徴的なイボの有無を確認し、必要に応じて追加検査を行うことで診断します。原因となるHPV(6型・11型)は皮膚や粘膜に潜むため、症状が軽くても早めに確認することが大切です。診察はプライバシーに配慮した環境で行われ、外陰部や肛門まわりの状態を確認します。

主に行われる検査方法は以下になります。

<代表的な検査方法>
  • 視診:外陰部や肛門周囲のイボの形状を確認する方法
  • 肛門鏡・腟鏡による観察:見えにくい部位を詳しく確認
  • 組織診(必要時):治療に反応しない場合や悪性が疑われる際に行う検査

典型的でない症状や広がりがある場合は、追加の組織学的検査が行われることがあります。

高リスクHPV検査

尖圭コンジローマの治療

尖圭コンジローマの治療は、見えているイボを取り除き、症状を和らげることを目的に進められます。原因となるHPV(6型・11型)は皮膚や粘膜に潜むため、症状が軽い段階でも早めに対応することが重要です。治療法は日本性感染症学会ガイドラインに沿って選択され、病変の大きさや場所、妊娠の有無などを踏まえて医師が判断します。主に行われる治療法は以下になります。

<代表的な治療方法>

  • 外用薬(一般名)を用いた治療
  • 液体窒素による凍結療法
  • 電気焼灼やレーザーによる蒸散
  • メスによる切除

尖圭コンジローマは、治療でイボを除去してもHPVが残る場合があり、再発しやすい点が特徴です。そのため、医師の指示に沿って経過を確認しながら治療を続けることが大切です。当院では治療方法の特徴や注意点を事前に説明し、不安がある方にも理解しやすいよう丁寧に案内しています。

尖圭コンジローマが治るまで

尖圭コンジローマは痛みが軽く、自覚しないまま続くこともあるため、放置されやすい病気です。しかし、原因となるHPV(6型・11型)は皮膚や粘膜に残り、症状がなくても広がる可能性があります。イボは少しずつ増えたり周囲へ広がることがあるため、自然に治ったと思って放置すると長引く原因になります。無症状でも感染が続く可能性があるため、パートナーに気づかないうちに広がる点には注意が必要です。

男女別の主なリスクは以下になります。

【男性の場合】

【女性の場合】

  • イボが増え、盛り上がりが目立つことがある
  • 肛門まわりに広がる場合がある
  • パートナーへ感染させる可能性がある
  • 腟内や子宮頸部に広がることがあり気づきにくい
  • 妊娠中はイボが大きくなりやすい
  • 新生児へ広がる可能性があるため注意が必要

放置すると、パートナーとの間で感染が行き来して治りにくくなる場合があります。症状が軽くてもHPVが残ることがあるため、気になる変化があれば早めに確認することが安心につながります。

なぜ尖圭コンジローマは再発しやすいのか

尖圭コンジローマの検査・治療料金

当院では、尖圭コンジローマの検査を男女問わず安心して受けられるよう、複数のプランをご用意しています。尖圭コンジローマは視診で確認する項目のため、より多くの感染症を一度に調べたい場合は、網羅的に検査できるプランを選んでください。

検査プラン・治療料金
尖圭コンジローマ診察(視診)3,980
尖圭コンジローマ治療4,980 円/週
低リスクHPV検査6,980
男性HPV(中・高リスク)検査9,800
女性HPV(中・高リスク)検査12,800
HPV全型検査24,800
パーフェクトチェック39,800

尖圭コンジローマの治療は、症状の広がりや部位に応じて外用薬を使用します。その他の症状も併せてみたい場合はセット検査をお勧めしています。

東京性病クリニックのポイント

01 保険証不要匿名検査が可能

02 JR五反田駅徒歩2分の好立地

03 検査後そのまま治療が可能

尖圭コンジローマに関する
よくあるご質問

Q. 性行為以外でも尖圭コンジローマに感染しますか?

尖圭コンジローマは、主に性行為での皮膚や粘膜の接触で広がります。

キスや日常会話、同じ食器の使用などから感染する可能性は極めて低いとされています。ただし、イボに触れた手で性器に触れるなど、手指を介した広がりが起こる場合があります。トイレの便座や浴槽からの感染は、現時点でほとんど報告されていません。

Q. 見た目で自分で尖圭コンジローマか判断できますか?

尖圭コンジローマは乳頭状やカリフラワー状のイボが特徴ですが、自己判断だけでは正確とは言えません。

ニキビや汗疹、フォアダイス斑、生理的な隆起など、見た目が似ている状態は多くあります。性器ヘルペスや伝染性軟属腫など、別の病気との区別が必要な場合もあります。形だけで判断せず、専門的な診察で確認することが大切です。

Q. イボが自然に消えた場合、治ったと考えていいですか?

尖圭コンジローマのイボは、免疫の働きで自然に小さくなり、消えることがあります。

ただし、見えているイボが消えても皮膚や粘膜にHPVが残ることは珍しくありません。そのため、時間がたって同じ場所や近い部位に再びイボが現れることがあります。「跡形もなく消えた=完治」とは言い切れない点が特徴です。

Q. かゆみだけでも尖圭コンジローマの可能性はありますか?

かゆみだけでは、尖圭コンジローマかどうかは判断できません。

イボができる過程で軽いムズムズ感が出る場合はありますが、湿疹やカンジダ症、かぶれなどでも同様のかゆみが起こります。性行為後にかゆみが続き、小さな隆起が同時に見られる場合は注意が必要です。かゆみの原因は複数あるため、性状や経過を踏まえて確認することが大切です。

Q. 視診だけで本当に正確にわかりますか?

尖圭コンジローマは、日本性感染症学会のガイドラインでも「視診が基本」とされています。

典型的な鶏冠状や乳頭状のイボであれば、見た目だけで診断できる場合が多いとされています。ただし、硬さや色が通常と異なる場合や、治療に反応しない場合は組織検査を行うことがあります。視診を軸にしつつ、必要に応じて追加の検査で確認する流れが一般的です。

Q. 恥ずかしくて診察を受けにくいのですが、大丈夫でしょうか?

性器の相談は恥ずかしさを感じやすいテーマですが、医師にとっては日常的に対応している症状の一つです。

尖圭コンジローマを含む性感染症は、誰にでも起こりうる一般的な病気と考えられています。診察では体を露出する範囲を最小限にし、必要な部位のみ短時間で確認します。うまく説明できない場合は、「性病かもしれない」と伝えるだけでも問題ありません。

Q. 尖圭コンジローマと性器ヘルペスの違いは?

尖圭コンジローマはHPVが原因で、皮膚が盛り上がったイボがゆっくり増えていく病気です。

原因ウイルスが異なります。性器ヘルペスはヘルペスウイルスが原因で水ぶくれができて破れ、浅い潰瘍になることが多いとされています。コンジローマは痛みが軽い場合が多く、ヘルペスは強い痛みや排尿時のしみる感覚を伴いやすい点も違いです。見た目や経過が異なるため、診察で判断していきます。

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当院からのメッセージ

ご不安やお悩みにしっかりと寄り添い、
心からご満足いただける医療サービスを。

当院では、性病の検査・治療を人目を気にせず受けられるよう、プライバシーに配慮した環境を整えております。感染症は周囲に相談しづらく、お一人で不安を抱えてしまう方も少なくありません。私たちは、そうしたお悩みに真摯に向き合い、患者様が通いやすいスムーズな診療体制を構築しています。
不安や疑問に丁寧に寄り添い、受診してよかったと感じていただける医療サービスの提供を目指しております。どんな些細なことでも、どうぞ遠慮なくご相談ください。 

東京検査クリニック 五反田院

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案内①

① JR五反田駅の改札を出たら東口方面へ

案内②

② 東口から外へ出て右方向へ向かいます

案内③

③ 写真の歩道橋を渡り反対の道路へ

案内④

④ 歩道橋を降りて信号を渡ります

案内⑤

⑤ここから真っ直ぐ歩きます(1分)

案内⑥

⑥ 大阪王将のあるビルの6階です