淋菌は、クラミジアと並んで感染者数が多い代表的な性感染症の一つです。
主に性行為による粘膜同士の接触で感染し、男女ともに尿道炎や子宮頸管炎などの症状を引き起こします。
しかし、多くの人は自覚症状がないまま感染を広げてしまう傾向があります。放置すると、男性では前立腺炎や不妊症、女性では卵管炎や骨盤内感染症など、重い合併症につながることもあるのです。
この記事では、淋菌の症状・検査・治療方法をはじめ、放置の危険性や検査・治療にかかる費用の目安について詳しく解説します。
淋菌とは?
淋菌感染症(一般に「淋病」と呼ばれます)は、Neisseria gonorrhoeaeという細菌が性器・のど・肛門などの粘膜に感染して起こる性感染症です。
主な感染経路は、膣性交・オーラルセックス・アナルセックスなど、粘膜同士の接触によるものです。
日本国内では、2015年に「人口10万人あたり約89件」との推計が報告されています。そのため、少しでも違和感を覚えた場合は、早めに検査を受けることが大切です。
淋菌の感染経路
淋菌は、粘膜同士の接触があれば、男女を問わず感染のリスクがあります。
主な感染経路は以下になります。
- 性器同士の接触による感染(膣性交)
- オーラルセックス(口腔性交)による感染
- アナルセックスによる感染
- 性玩具の共用による間接的感染
このように、性行為を通じて粘膜が直接または間接的に接触することで感染する可能性があります。ただし、キスや日常生活での接触では感染しないとされています。
症状がない相手から感染することも多いため、複数のパートナーがいる場合や性行為後に不安があるときは、定期的な検査を受けることが大切です。
淋病の症状
淋菌の無症状率は、以下になります。
女性の無症状率
男性の無症状率
50〜70%
40〜60%
無症状とは、感染していても膣や尿道からの分泌物や痛みなどの自覚症状が、ほとんど、またはまったく現れない状態を指します。
特に女性は症状が出にくく、自覚がないまま感染が進行してしまうことがあります。
ここでは、女性と男性別にわけて、それぞれの多い症状をみていきましょう。
女性に多い症状
淋菌に感染した女性は、初期には自覚症状がほとんど見られませんが、進行すると子宮や卵管などに炎症が広がることがあります。感染が長期化すると、不妊症や骨盤内感染症を引き起こすおそれもあります。
主な症状は以下になります。
- おりものの量や色、においの変化
- 下腹部の痛みや重だるさ
- 性交時の痛み(性交痛)
- 排尿時の痛みや不快感
- 不正出血
これらの症状はいずれも他の性感染症と似ているため、自己判断せず、早めに婦人科や性感染症専門クリニックで検査を受けることが大切です。
男性に見られる症状
男性が淋菌に感染すると、数日以内に強い症状が現れることが多く、感染の拡大や再発にも注意が必要です。主に尿道炎として症状が出やすく、早期に治療を行えば完治を目指せます。
主な症状は以下になります。
- 排尿時の強い痛みや灼熱感
- 尿道から膿のような分泌物
- 尿道口の赤みや腫れ
- 尿の濁りや頻尿
- 精巣の痛みや違和感
これらの症状は他の性感染症とも似ているため、自己判断せず、早めに泌尿器科や性感染症専門のクリニックで検査を受けることが大切です。
淋病を放置するとどうなる?
淋菌感染を放置すると、男女ともに炎症が広がり、深刻な合併症を引き起こすおそれがあります。初期症状が軽くても油断は禁物です。
男女別の主なリスクは以下になります。
【男性の場合】
【女性の場合】
- 前立腺炎や精巣上体炎の発症
- 尿道狭窄による排尿障害
- 不妊の原因となることがある
- 子宮頸管炎や子宮内膜炎への進行
- 卵管炎や骨盤内感染症の発症
- 不妊症や子宮外妊娠のリスク増加
放置すると慢性化や再発につながるため、違和感を覚えた段階で早めに検査を受け、適切な治療を行うことが重要です。
淋菌の予防方法
- 予防薬を使用する
- コンドームを使用する
- 不特定多数との性行為を避ける
- 定期的な性病検査
- 感染時パートナーに受診を促す
クラミジア感染を完全に防ぐことは困難ですが、工夫することで感染の可能性を下げることは可能です。ほかの性感染症と同じく、クラミジアは一度感染しても免疫が獲得されないため、再び感染することがあります。
先に述べたように、クラミジアは放置すると重い合併症や不妊につながる恐れがあります。そのため、日頃から予防を意識し、定期的な検査と適切な治療を心がけることが大切です。
Doxy PEP|性病予防薬
当院ではクラミジアの予防薬である、ドキシペップを処方しております。ドキシペップはクラミジアなどの感染リスク行為後72時間以内に服用することで感染リスクを下げることができる予防方法です。

淋菌の検査方法

男性期の場合
尿を検査し、淋菌を調べます。採尿時にコップをお渡ししますので、そちらに尿を採取してください。
検査精度を保つために、来院の1時間前から排尿はお控えください。
女性期の場合
膣分泌液を検査し、淋菌を調べます。綿棒を使用して分泌物を採取します。当院の採取用トイレにてご自身で採取を行なっていただくため、デリケートゾーンを他人に見られる心配はございません。
咽頭(のど)の場合
うがい液を検査します。コップに入った生理食塩液を15秒間、うがいしていただきます。そのままうがい液をコップに戻して検体をご提出ください。
肛門の場合
肛門分泌液を検査します。細い綿棒を数センチ肛門に入れて分泌物を採取します。ご自身で採取していただきますので、身体へのお負担は軽減できます。
<迅速検査>
院内のPCR検査を用いて当日迅速検査を行います。検査結果は最短90分でご案内可能です。陽性が確認された場合は、その日のうちに治療を開始できます。性感染症を専門に扱うクリニックとして、「検査の精度」「結果の速さ」「正確な情報提供」を徹底しています。
淋病の治療

当院では、淋菌感染症(淋菌)に対して、的確な治療を行っています。症状や検査結果に応じて、抗菌薬の注射または点滴を中心に処方します。
セフトリアキソン(500mg筋肉内注射)を単回投与する方法が、非合併症の淋菌感染症における標準的な治療とされています。
副作用や治療期間、治療後のフォローアップについても丁寧にご説明し、再発を防ぐためのパートナー同時治療や受診後の注意点までサポートします。ご不明な点があれば、いつでも当院へご相談ください。
淋病が治るまで
淋病が治った判断
淋病の検査・治療料金
| 検査プラン・治療料金 | |
|---|---|
| 淋菌検査 | 3,980 円 |
| 淋菌検査【迅速】 | 6,980 円 |
| 淋菌治療 | 9,800 円 |
| 淋菌・クラミジアチェック (性器 or のど) | 6,800 円 |
| 淋菌・クラミジアチェック (性器 or のど)【迅速】 | 9,800 円 |
| 淋菌・クラミジア トータルチェック | 13,000 円 |
| ベーシックチェック | 9,800 円 |
| 男性器チェック 女性器チェック | 16,800 円 19,800 円 |
| スタンダードチェック | 19,800 円 |
| パーフェクトチェック | 34,800 円 |
淋菌に感染している方は、淋菌・マイコプラズマ・梅毒など他性感染症も発症している可能性が高いため、セットプランもご用意しております。
治療は、点滴または筋肉注射1回で完了する場合がほとんどですが、症状により異なることがあります。検査結果は2〜3日以内にご案内し、陽性の場合は抗菌薬による治療を行います。
淋菌感染症の治療料金は9,800円で、点滴1回または筋肉注射1回が基本です。当院では、症状の改善から再発予防までサポートしています。

東京性病クリニックのポイント

01 保険証不要で匿名検査が可能
02 JR五反田駅徒歩2分の好立地
03 検査後そのまま治療が可能
淋菌に関する
よくあるご質問
Q. 淋菌は性行為をしなくても感染しますか?
淋菌は、主に性行為から感染する病気です。
膣性交・オーラルセックス・アナルセックスなど、粘膜同士が直接触れることで感染することがほとんどです。そのため、会話やキス、食器の共有など、日常生活で感染することはありません。
ただし、性玩具を共用した場合など、体液を介して感染する可能性があります。自覚症状がないまま感染している人も多いため、心当たりがある場合は早めに検査を受けることが重要です。
Q. 淋菌はどのような臭いがしますか?
淋菌感染症では、性別によって臭いや分泌物の特徴が異なる場合があります。
以下は男女別の主な傾向になります。
【男性の場合】
- 尿道から黄緑色や白濁した膿状の分泌物が出る場合がある
- 生臭い、または腐敗臭のような臭いを感じることもある
- 排尿時に強い痛みを伴うことが多く、臭いよりも痛みで気づくケースが一般的
【女性の場合】
- おりものが黄緑色や灰色がかった色に変化することがある
- 魚が腐ったような強い臭いを感じることがあり、膣内感染の可能性が考えられる
- 感染が進行すると、下腹部痛や不正出血を伴うこともある
普段と異なる臭いや分泌物の変化を感じた場合は、早めにクリニックで検査を受けることが大切です。
Q. 淋菌は自然に完治することはありますか?
淋菌は自然に治ることはほとんどありません。
症状が一時的に軽くなっても、体内に菌が残り、再び症状が悪化したり、他の人に感染を広げるおそれがあります。特に女性では無症状のまま感染が進行し、卵管炎や不妊症など深刻な合併症を引き起こすこともあります。
抗菌薬による適切な治療で完治を目指せるため、「放っておけば治る」と自己判断せず、早めに医療機関で検査と治療を受けてください。
Q. 治療が終わったらすぐに性行為をしてもいいですか?
淋菌の治療が終わっても、すぐに性行為を再開するのは避けましょう。
治療直後は体内に菌が残っている可能性があり、再感染やパートナーへの感染を防ぐためにも注意が必要です。通常は、医師の指示による再検査で陰性が確認されるまで性行為を控えることが推奨されています。
また、パートナーが同時に治療を受けていない場合、再発の原因となることがあります。双方が完治を確認してから性行為を再開することが大切です。
Q. 再発などはしませんか?
淋菌は、治療後でも再発や再感染の可能性があります。
抗菌薬で一度治っても、薬剤耐性菌が原因の場合や、パートナーが未治療のままの場合には再び感染することがあります。また、治療後に再検査を受けずに性行為を再開すると、感染を繰り返すリスクが高まります。
完治を確認するためには、医師の指示に従い、再検査で陰性を確認することが大切です。完治後も定期的に検査を受け、予防意識を持つことが再発防止につながります。
Q. 淋菌は日常生活で感染しますか?
淋菌は日常生活では感染しません。主な感染原因は、性行為による粘膜同士の接触です。
膣性交・オーラルセックス・アナルセックスなど、体液を介した接触で感染します。一方、会話や食事、キス、トイレの共有、同じタオルの使用などでは感染しません。
これは、淋菌が外気や乾燥に弱く、体外で長時間生存できないためです。感染を防ぐには、性行為時のコンドーム使用と定期的な検査が重要です。
MESSAGE
当院からのメッセージ

ご不安やお悩みにしっかりと寄り添い、
心からご満足いただける医療サービスを。
当院では、性病の検査・治療を人目を気にせず受けられるよう、プライバシーに配慮した環境を整えております。感染症は周囲に相談しづらく、お一人で不安を抱えてしまう方も少なくありません。私たちは、そうしたお悩みに真摯に向き合い、患者様が通いやすいスムーズな診療体制を構築しています。
不安や疑問に丁寧に寄り添い、受診してよかったと感じていただける医療サービスの提供を目指しております。どんな些細なことでも、どうぞ遠慮なくご相談ください。
東京検査クリニック 五反田院
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